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息子とサッカー③

  • Re・スタートの会
  • 1月6日
  • 読了時間: 2分

夫は、息子の試合がある度に、「レギュラーとして試合に出られたのか」、「どこのポジションだったのか」、「シュートを何回打ったのか」、「コーチからどんなアドバイスをされたのか」、と質問攻めにしました。それは、子供の習いごとに理解や関心があり一緒に楽しみたいというよりは、子供を管理したい、自分の期待に応えさせたいというものでした。

夫自身が見学した練習や試合に関しても、「どうしてあんな動きをしたんだ?」「どうして出来なかったのか説明しろ」と毎回責めるような口調で問いかけました。

これは、サッカーに限らず、息子の学校生活や学習塾での勉強やテストなどに関しても同様で、常に執拗に質問をしたり、出来ないことを責めていました。

「お前は、勉強もサッカーも出来ないダメな奴だ。」という言葉を何度も息子に向かって大きなため息とともにかけ続けました。学習塾のプリントを息子の前で破って捨てたり、「(サッカーの)コーチに辞めると連絡するからな」と電話をかけるふりをして脅したりすることも日常でした。

息子は成長するにつれて、それが面倒になり、父親が試合の観戦に来るのを嫌がったり、お風呂に一緒に入ることを間接的に避けるようになっていきました。

私はその都度夫に、息子に対して人格否定をするようなモラハラな言動やいじめのような行動をやめるように言ってきました。しかし夫が「自分のしていることは父親として間違っておらず子供のためである」という考えを改めることはありませんでした。

そしてついに、私が子供たちを連れて家を出る最大の理由となる事件が起こるのです。

 
 

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