モラハラ夫はカスハラ体質
- Re・スタートの会
- 2024年10月21日
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カスタマーハラスメント(以下カスハラ)は、顧客が企業に対して行う理不尽なクレームや迷惑行為です。「理不尽な」というのがポイントで、つまりは悪質クレーマーです。昨今TVのニュースでも、厚労省が法整備を進め、企業は対応マニュアルの作成を進めているとよく目にするようになりましたね。
サービス業での主なカスハラは、暴言、威嚇・脅迫、同じクレームを繰り返す、長時間の拘束、土下座の強要など。どこかで聞いた内容ですね。
一般的に外面が良いと言われるモラハラ夫ですが、顧客という立場に立つとき、お店の店員さんやタクシー運転手さんなど自分よりも権威のない立場だと思っている相手に対して、その性質を発揮してしまう場面があります。
私の夫の場合は、クリーニング店で理不尽な要求をして「出来ません」と言われたことにカッとなって、パートの店員さんを怒鳴りつけたことがありました。私は一緒にいて夫が怒鳴る様子を見ていたのですが、恥ずかしくてその場を立ち去りたい気持ちと店員さんに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
また、乗ったタクシーの運転手の態度が気に入らないと、タクシー会社に電話して延々とクレームを申し立て、運転手に土下座して謝罪させたこともありました。
私に、「あいつが悪いから土下座させてやったわ。」と嬉々として話す夫に、どうして私はこんな人と結婚してしまったのだろうと途方に暮れ後悔しました。
モラハラ夫は、外面が良い人が多いとはいえ、それは上司など権威のある目上の人や自分を評価する立場にある相手に対してです。
家庭の外でも、自分より下の立場だと思っている相手に対しては、理不尽な要求を突き付けて、悪質クレーマーになっているケースが多々あるでしょう。
次回は、モラハラ夫の得意技である「論点のすり替え」への対応策を書きます。