スマホのチェックと管理
- Re・スタートの会
- 2024年9月30日
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ありえないことですが、当時夫は、私の携帯のメールやラインの内容、通話の履歴を常に勝手に見てチェックしていました。
「プライバシーの侵害だし、嫌だからやめて。」と伝えても、「お前は信用できない。」「浮気していてやましいことがあるから見せられないのだろう?」「やましいことがないなら見せられるはず」とあたかも正論のように言われるため、反論できなかったのです。そして連絡先について「これは誰だ?」「いつの、どこの知り合いだ?」などと確認してきました。20年来の地元の友人の連絡先を、「怪しいから」という理由で勝手に電話帳からデータを削除されたときは、さすがに怒りがこみ上げました。すぐに友人の勤務先に連絡をして、事情を話して再度番号を登録しました。
夫にとって私は、尊重すべき一人の人間ではなく、管理しなければならない所有物だったのです。
この行為は、6つあるDVの中の一つである、「社会的暴力」に当たります。友人や身内との付き合いを制限する。スマホをチェックする。外出や行動を制限する。それによって被害者を孤立させ、外部に支援を求めることを難しくします。
夫婦間であっても、お互いのプライバシーは侵害してはいけません。
夫によって、自分の仕事や外出、身内や友人との付き合いが制限されていないか。
それは「社会的暴力」だと認識しておきましょう。