代表挨拶
いま、子供たちと日々を穏やかにすごすなかで思うのは、あのとき決断をして本当によかったということです。
ぜひ、あなたがこれからどうしたいかを大切にしてください。

Re・スタートの会代表
椎名由希
※離婚に応じないモラハラ夫がいるため写真の代わりにアバターにしています
大事なのは、自分がどうしたいか。
離婚を決意したときから、離婚後の幸せを目指しましょう。
DV、モラルハラスメントは、「家庭内いじめ」です。
私自身、モラルハラスメントという言葉を知り、それが立派なDVであること、自分がその被害者だったのだと理解したのはごく最近です。モラハラ加害者は、暴言や脅し、高圧的な態度、不機嫌、無視、相手の人格の否定などを日常的に繰り返します。
その結果、被害者はじわじわと精神を蝕まれ、悪いのは自分なのだと洗脳された状態に陥ってしまいます。
恐怖のストレスにさらされる事で、正確な判断ができなくなったり、体調の不調となって現れることもあります。
まず、あなたに知っておいていただきたいのは、残念ながらモラハラ加害者の性質は、今後も変わることはありません。
事実、モラハラ夫と別居後、離婚が成立するまでに調停や裁判となり時間がかかるケースが大半です。
私の場合は、夫の被害が子供に及ぶようになり、私しか子供たちを守ることができないと痛感したことが別居のきっかけとなりました。
それまで離婚にネガティブなイメージや経済的な不安を持っていましたが、それ以上に、子供たちに毎日幸せに過ごしてほしいという気持ちが強くなりました。
別居・離婚すると決めてから、半年ほどで準備をして、学校の春休みに子供たちを連れて家を出ました。
別居の決行までに、住居探し、弁護士への依頼、荷造り、学校関係、役所の手続きなどをひとつひとつ調べながらこなしました。それは、とても孤独で大変な道のりでした。なにをいつすればよいのか、どこに問い合わせればよいのか、なによりも精神的なサポートがあればいいなと感じた事が、Re・スタートの会をつくるきっかけです。
いま、子供たちと日々を穏やかにすごすなかで思うのは、あのとき決断をして、動いて、本当によかったということです。
私自身も子供たちも、明らかに以前のようなストレスのない笑顔の毎日を送っています。
ぜひ、あなたがこれからどうしたいかを一番大切にしてください。
そして、当会にできることがあれば、全力でサポートしたいと思います。
椎名由希